flower no.20211029

中北紘子

販売終了

作品番号
03-2204ky02
制作年
2021
サイズ
91.0×91.0cm
その他
油彩、アクリル、砂、キャンバス
※額装あり(白木枠)
期間
抽選販売期間:4月14日(木)〜4月18日(月) 20:00まで

※抽選販売は終了しました。

コメント Comments

  • 中北紘子

    アーティスト

    “おはよう” と “おやすみ” の間の
    “いってらっしゃい” と “おかえり” をあなたに。

    色彩がキャンバスの中で垂れていく様子、という現象は長らく作家の心の中で強い印象を残しました。白いキャンバスを目の前にしたとき、画家は全能の神のごとく全てを支配できるかのように錯覚しますが、実際にはすべてがコントロールできるわけではないことに気が付きます。「作為」と「無作為」というテーマはそこから生まれました。
    朝目覚めてから夜に眠りにつく間、ひとはいつも通りの時間を過ごしながら、たびたび予期せぬ出来事に出くわします。大小さまざまな不測の事態が起こりえます。変わらぬものと、移り変わってゆくもの、その相反する事象をキャンバスの中に込めました。

  • 幸田哲治

    大丸松坂屋百貨店 スタッフ

    しなやかでありヴィヴィッドとでも表現するのであろうか、砂を練り込んだ油絵の具、アクリル樹脂、箔などを用いてキャンバスに定着させ独特の世界観を表現している注目アーティストによる作品です。ありのままの自然の奔放な「無作為」の美しさと、「作為的」に生きる人間の感情とが色彩によって調和する様が俯瞰的に展開されます。

アーティスト Artist

中北紘子

中北紘子

1981年、兵庫県生まれ。2006年、東京藝術大学大学院美術研究科 絵画科油画専攻修士課程修了後、本格的に創作活動を始める。
神戸と米国カリフォルニアのアトリエを拠点に制作を続け、国内外で発表。
近年の個展に「lullaby」(2021年、東京/TIRES GALLERY)「Hiroko Nakakita –Flower Garden-」(同年、大丸心斎橋店アールグロリューギャラリー オブ オーサカ)「Hiroko NAKAKITA」(同年、NY/Mizuma & Kips)、「Hiroko Nakakita」(2020年、東京/新生堂ギャラリー)「Objectively」(2019 年、兵庫県/GALERIE ASHIYA SCHULE)、 「Blooming」(2018年、ニューヨーク/GALLERY MAX)、「Flowery colors」(同年、阪急うめだ本店美術画廊)など。その他「数寄景・NEW VIEW 日本を継ぐ、現代アートのいま」(2019年、阪急うめだ本店)、 「華美」(同年、GINZA SIX)、「リバーアートフェア 2018」(2018年、米マイアミ)、「アートフェア京都」(2013年、京都)など国内外のグループ展やアートフェアにも多数出展。
六本木ヒルズクラブ、Castle Hotel & Spa/NYなどが作品を所蔵。