ドーン [450A]

高橋喜代史

販売終了

作品番号
awta00012
制作年
2019
サイズ
22.5×45×7.5cm
その他
アクリル 
期間
5/31(水)10:00 → 6/6(火) 20:00

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コメント Comments

  • 高橋喜代史

    美術家/一般社団法人PROJECTA ディレクター

    幼少の頃に漫画家を目指していた私にとって「ドーン」はオノマトペシリーズの幕開けとなる作品です。代表作「ドーン」は2007年に、壁から巨大な文字が突き出すインスタレーション作品として制作されました(その作品は解体され存在しません)。2019年、壁にかけられるサイズの作品としてアクリルで再制作しました。
    文字を象ったオノマトペシリーズは擬音語や擬態語の文字を立体的に壁や床から勢いよく突き出すことで、状況や心情をユニークに視覚化しています。目に見えない音を言葉におきかえる日本人の豊かな言語感覚を立体作品にすることで、文字が読めずとも身体で体感できる言葉の壁を越える作品であり、東洋の書道と漫画を西洋の美術と結びつける領域を横断する多面的な作品です。

  • 山口祥平

    大丸松坂屋百貨店 アートバイヤー

    高橋さんは北海道出身のアーティストで擬音語、擬声語をモチーフに用いて立体的な作品を制作しています。言葉を立体化させることで視覚化させ、さらに音を感じられるようになります。「ドーン」はマンガでもよく出てくるフレーズです。みなさんはどんなシーンが思い浮かぶでしょうか。

アーティスト Artist

高橋喜代史

Takahashi Kiyoshi

(美術家/一般社団法人PROJECTA ディレクター)
1974年北海道生まれ。「言葉とイメージ」の関係を考察する映像インスタレーションや立体作品を制作。主な展覧会として、フランス、ニュージーランド、北アイルランドでの個展。カナダ、ドイツ、中国でのグループ展など札幌を拠点に国内外で活動。2022年 第2回KYOBASHI ART WALL優秀作品賞。2020年 第3回本郷新記念札幌彫刻賞。2010年 JRタワーアートボックス 最優秀賞。2006年「第23回産経国際書展」入選 。2000年ビッグコミックスピリッツ努力賞。1995年ヤングマガジン奨励賞。2012年より500m美術館の企画、札幌駅前通地下歩行空間でのPublic Art Research Center [PARC]の企画やThink Schoolの企画運営など現代美術の企画も行う。2015年一般社団法人PROJECTA設立。
https://takahashikiyoshi.com

出展される展覧会 Exhibition

2023 . 05 . 31 06 . 06

大丸札幌店1階 イベントスペース

SIGNS OF A NEW CULTURE vol.14

時代性を求めた、既存の芸術表現にとらわれない新しいコンセプチュアルな作品は、私達に衝撃を与え想像力を掻き立てる。
また、音楽やファッションと融合し、より身近に感じることができるようになったアートは、ますます複雑化、拡大しながら影響力を増し、単なるブームからカルチャーへと進化している。
こうしたアートカルチャーを担う今人気のアーティストから、今後アートシーンを賑わせるであろうニューウェーブの作品までを集積する。