岸裕真

現代美術家

2021年、東京大学大学院工学系研究科電気系工学専攻修了し、その後、東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻入学、現在も在籍。人工知能(AI)を用いてデータドリブンなデジタル作品や彫刻を制作し、高い評価を得ている日本の現代美術家。主に、西洋とアジアの美術史の規範からモチーフやシンボルを借用し、美学の歴史に対する我々の認識を歪めるような制作をしています。AI技術を駆使した岸の作品は、見る者の自己意識の一瞬のズレを呼び起こし、「今とここ」の間にあるリミナルな空間を作り出す。主な個展に「Neighbors' Room」(2021/BLOCK HOUSE)「Imaginary Bones」(2021/√K Contemporary)「Moon?」(2022/HARUKAITO by island)「The Frankenstein Papers」(2023/DIESEL ART GALLERY)がある。

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