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眠りの街のスフィンクス

舟越桂

販売終了

作品番号
02-2302SN51
部数
ed.25
制作年
2008
サイズ
69.5×57.5cm
その他
エッチング
※作品の一部は、店頭での展示がございません。詳しくはお問い合わせください。
期間
2/22(水)10:00 → 3/7(火) 17:00

※EC販売は終了しました。

コメント Comments

  • 前田麻奈実

    大丸松坂屋百貨店 アートバイヤー

    舟越桂の代表的なモチーフの一つ、動物の耳をもつ「スフィンクス」を描いた一点です。作家における「スフィンクス」とは、半人半獣で雌雄同体の生き物の象徴です。そこからは人間とは何か?という根源的な問いかけを感じ取ることができます。目を細めた様子からは、眠っているのか、目を瞑っているだけのか、目を細めて遠くをみているのか、笑顔なのか、はたまた不快な気持ちなのか…はっきりとした感情が読み取れず、さまざまなことを考えさせられる作品です。

アーティスト Artist

舟越桂

Funakoshi Katsura

1951年、岩手県生まれ。1975年東京造形大学造形学部美術学科彫刻専攻卒業、1977年東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。父である彫刻家・舟越保武の影響により、幼少期から彫刻家を志す。1982年に初めて個展を開催し、1986-87年には文化庁芸術家在外研究員としてロンドンに滞在し、活躍の場を広げる。性別不詳の神秘的な人物や、動物の耳を持つ「スフィンクス・シリーズ」など、静謐な雰囲気を携えた半身の人物を表現した作品が特に知られる。

出展される展覧会 Exhibition

2023 . 02 . 22 03 . 07

大丸東京店 11階催事場

SIGNS OF A NEW CULTURE vol.12

時代性を求めた、既存の芸術表現にとらわれない新しいコンセプチュアルな作品は、私達に衝撃を与え想像力を掻き立てる。
また、音楽やファッションと融合し、より身近に感じることができるようになったアートは、ますます複雑化、拡大しながら影響力を増し、単なるブームからカルチャーへと進化している。
こうしたアートカルチャーを担う今人気のアーティストから、今後アートシーンを賑わせるであろうニューウェーブの作品までを集積する。

※一部媒体にて、以下3作品のみ「即日販売」と記載されておりますが、全作品抽選販売となりますので、ご了承いただきますようお願い申し上げます。
該当作品:hime「Grace」、橋本ユタカ「無のための習作(反復された人物画に何を見るのか)_#018」、樋口新「パンサーとエボシとアンカラミーとジャクソン」