Untitled

谷口小夏

販売終了

作品番号
AG-2302SN32
制作年
2020
サイズ
25×18cm
その他
インク、紙
期間
2/9(木)10:00 → 2/21(火) 18:00

※EC販売は終了しました。 

コメント Comments

  • 前田麻奈実

    大丸松坂屋百貨店 アートバイヤー

    黒のインクで描かれた洗練された印象の作品です。
    顔の表情はほとんど描かれていませんが、きゅっと結んだように見える口元からは緊張感を感じ取ることができます。
    フードを被る直前なのか、その逆なのか、持っているだけなのか・・?
    人物の心境を考えたうえで推測すると、フードを持つ様子にも様々な意図を感じ取ることができるのではないでしょうか?

アーティスト Artist

谷口小夏

Konatsu Taniguchi

1995年大阪生まれ。ネット上における匿名性やトリミングされた情報が作品のテーマ。デジタル世代である谷口小夏は「SNSにアップされた画像は、匿名の場であるからこそ表現できる個人の本質を写したものではあるが、彼らが見せたくないと思ったものはそこには存在していない。全てを露わにしているような画像にも大きな秘匿性があり、ネット世界に存在するモノは常に匿名性を帯びている。画面越しの人物は永遠に受け手にとってどこかの誰かであり、同時にどこの誰でもなかったりする。」と指摘している。 

出展される展覧会 Exhibition

2023 . 02 . 09 02 . 21

Artglorieux GALLERY OF TOKYO

SIGNS OF A NEW CULTURE vol.11

時代性を求めた、既存の芸術表現にとらわれない新しいコンセプチュアルな作品は、私達に衝撃を与え想像力を掻き立てる。
また、音楽やファッションと融合し、より身近に感じることができるようになったアートは、ますます複雑化、拡大しながら影響力を増し、単なるブームからカルチャーへと進化している。
こうしたアートカルチャーを担う今人気のアーティストから、今後アートシーンを賑わせるであろうニューウェーブの作品までを集積する。