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世界に出たらなにをしよう

小林万里子

SOLD

作品番号
awfa01105
部数
1
制作年
2025年
サイズ
130.0 x 90.0 cm
その他
木綿、ウール、麻、染料、和紙
期間
2025年8/7(木)10:00→9/30(火)20:00

※作品の販売は終了いたしました。

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  • KOTARO NUKAGA

    ギャラリー

    刺繍が生命の躍動感を伝える1作

    小林万里子は、テキスタイル技法を用い多様な素材を組み合わせていく方法で、世界に存在する様々な結びつきを表現した作品を制作しています。
    鹿、鳥、犬、熊……さまざまな動物たちが太陽を中心に輪になって踊っているのは種の中。「世界に出たらなにをしよう」は、これから世界に生まれるのを心待ちにする動物たちの高揚や期待が伝わってくる一作です。自ら染めた糸でひと針ずつ施された刺繍は、動物たちや周りを囲む植物の生命力や躍動感を生々と伝えています。

アーティスト Artist

小林万里子

Mariko Kobayashi

1987年大阪府出身、埼玉県在住。
多摩美術大学テキスタイルデザイン専攻、2012年同大学院修了。
織る、染める、編む、刺す、といったテキスタイル技法を用い多様な素材を組み合わせていく方法で、世界に存在する様々な結びつきを表現する。人と動物を分ける境界線としての肉体が土へと還る長い時間や、死してから他の生き物として命が再生する道のりを描くといったように、我々が「人」として生きる「今」という時間を繙きながら制作を行う。重層的に織りなされる色や形によって現れる混沌のイメージの中から、生命の本質的な姿を描き出すことを試みている。作品はこれまで、横浜市民ギャラリーあざみ野、宝龍美術館(中国)、「大阪・関西万博」アメリカ館などで展示されている。また、「Reborn-Art Festival 2021-22」、「Fuji Texitile Week 2022」などの芸術祭にも参加。

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