Void I

小林万里子

SOLD

作品番号
awfa01109
部数
1
制作年
2024年
サイズ
78.0 x 42.0 cm
その他
木綿、染料、和紙、金箔、麻、糸、ワイヤー
期間
2025年8/7(木)10:00→9/30(火)20:00

※作品の販売は終了いたしました。

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  • KOTARO NUKAGA

    ギャラリー

    次々に芽生え、伸びてゆくような生命感

    小林万里子は、テキスタイル技法を用い多様な素材を組み合わせていく方法で、世界に存在する様々な結びつきを表現した作品を制作しています。
    瑞々しい緑色の葉と鳥は、小林の作品でよく描かれるモチーフです。作品の上下に樹木が大きく広がり、中央には太陽を思わせる赤いモチーフをバックに白い鳥と木々が配されています。自然の中で展開される生命の循環の姿を力強く伸びやかに表現しています。

アーティスト Artist

小林万里子

Mariko Kobayashi

1987年大阪府出身、埼玉県在住。
多摩美術大学テキスタイルデザイン専攻、2012年同大学院修了。
織る、染める、編む、刺す、といったテキスタイル技法を用い多様な素材を組み合わせていく方法で、世界に存在する様々な結びつきを表現する。人と動物を分ける境界線としての肉体が土へと還る長い時間や、死してから他の生き物として命が再生する道のりを描くといったように、我々が「人」として生きる「今」という時間を繙きながら制作を行う。重層的に織りなされる色や形によって現れる混沌のイメージの中から、生命の本質的な姿を描き出すことを試みている。作品はこれまで、横浜市民ギャラリーあざみ野、宝龍美術館(中国)、「大阪・関西万博」アメリカ館などで展示されている。また、「Reborn-Art Festival 2021-22」、「Fuji Texitile Week 2022」などの芸術祭にも参加。

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