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- アーティスト・美術太郎、馬場彬の作品を鳩ノ森美術より発売開始
NEWS
2025.02.04
アーティスト・美術太郎、馬場彬の作品を鳩ノ森美術より発売開始
「具体美術協会」専門ギャラリーとして設立し、日本人アーティストに特化した日本の近代から現在までの国際的な評価にたえうる優れた日本美術(具体美術協会を中心に、その精神を受け継ぐエマージング・アーティストまで)を広く国内外にプロデュース・販売している鳩ノ森美術。
2月4日(火)からARToVILLA MARKETにて作品購入申込の受付を開始します。
ブランド=作家の知名度によって作品が評価されることを痛快に批判し、顔や本名を公表せず制作を続けるアーティスト・美術太郎と、美術団体に属すことなく多くの個展を開催して作品を世に問い続け、戦後の抽象絵画の主要な作家のひとりとして活躍したアーティスト・馬場彬の作品販売をいたします。ぜひ、彼らの作品をお楽しみください。
美術太郎
1975年秋田県(日本)生まれ。多摩美術大学卒業。
自作ポストカードの路上販売から活動を開始する。ブランド=作家の知名度によって作品が評価されることを痛快に批判し、顔や本名を公表せず「美術太郎(BT)」名義で制作を続けている。アートが一過性のラグジュアリーアイテムかつ投機対象として過熱する昨今、本当にアートを必要としているのは社会的・物質的強者ではなく、むしろ清貧なる弱者であると考え、「100万円の絵を1枚描くよりも1万円の絵を101枚描きたい」、「私の絵はみんなの心にそっと寄り添う心の栄養でありたい」と美術太郎は語っています。
出品作品

「COSPLAY($¥MON)」美術太郎 180.3×65.2cm キャンバス・アクリル・コラージュ・金粉ラ
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「富士山」美術太郎 18x14cm キャンバス・アクリル・コラージュ・レジン
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馬場彬
1932年東京都生まれ。1955年東京芸術大学卒業。
卒業後は美術団体には属さず、1955年サトウ画廊のキュレーションを担当。また彼自身も戦後日本における抽象絵画の主要作家の一人として、1988年池田二十世紀美術館で個展など精力的に活動。馬場の作品は文化庁や東京国立近代美術館ら多くの美術館に所蔵。グレーを基調とした色彩と有機的な形が調和するイメージは現在もなお多くの人々を魅了し続けています。1989年秋田市にアトリエ移転。2000年逝去。

「退化する風景a」馬場 彬 100×100cm キャンバス・油彩
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