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- DOORSからのメッセージ -ARToVILLAオープンに寄せて-
MESSAGE
2022.01.20
DOORSからのメッセージ
-ARToVILLAオープンに寄せて-
Yuko Nagayama
Ayaka Wada
Ryosuke Uehara
Art Teller TONY
Maru Arai
ARToVILLAのオープンにあたり、6名の“DOORS”からメッセージを寄せていただきました。
今後もたくさんのDOORSと一緒にARToVILLAをつくっていきます。
皆さまもぜひその一員としてお楽しみいただけますと幸いです。
創刊号の特集テーマ「部屋から、遠くへ」にまつわるエッセイも寄稿いただきました。
遠山 正道
わたしが思う秘伝アート必勝法を伝えておきたい。
- 好きと思える作品を悩まずに3点決めてみる。
- その3人の作家を調べ、個展に行く。物故や遠方ならば選び直す。
- 「好きな作家さん3人の一人なんです」と作家に直にコクり5分以上頑張って話す。
そして、できれば購入してみる。
そんなことだから、若い作家が良いだろう。
常にマイベスト3を選ぶ。
もしもそれを毎年やったなら、あなたは阪神ファン並みの一生の喜びを獲得するだろう。
創刊号の特集テーマ「部屋から、遠くへ」にまつわるエッセイも寄稿いただきました。
永山 祐子
アートがある生活は私にとって自分の生活の流れとは違う、もう一つのパラレルワールドの入り口のようなものです。
そこに想いを馳せることで自分の生活の中にはない文脈、時間軸が紛れ込み、心の均衡を保ってくれるような気がします。
アートは美術館で見るのもいいのですが一緒に生活する良さをぜひ感じてもらいたいです。
「ARToVILLA」のようなサイトができることで生活にアートを取り入れることの楽しさが広がっていけばいいなと思います。
連載『和田彩花のHow to become the DOORS』
アートにまつわる素朴な疑問、今更聞けないことやハウツーを、アイドル・和田彩花さんが第一線で活躍する専門家に突撃。「DOORS=アート伝道師」への第一歩を踏み出すための連載企画です。月1回更新予定。
和田 彩花
私とアートの接点は、美術館での作品鑑賞という点にあると思います。それも、特別な日の癒しというよりも、息をするのと同じような感覚でいつでも身近にある美術鑑賞です。
そんな私が今回、担当させていただく「ARToVILLA」さんの連載では、アートシーンや作品購入にまつわる疑問を取材していきます。
これまでのアートとの接し方とは異なる視点、生活とアートの繋がりを読者のみなさまと一緒に知っていけることがとても楽しみです。
「アート」という言葉ひとつとってみても、様々な向き合い方があると思います。美術館で鑑賞するだけではない「アート」の世界に、もう一歩近づいてみようと思います。
植原 亮輔
バンクシーが作品をオークション落札後にシュレッダーにかけ、世間を賑わせたことは記憶に新しい。(僕も心の中で小さくジャンプしました)
アートが投機対象となり、むやみに高騰していく資本主義社会へのアンチテーゼとも言われています。その後はもう二度とオークションにも出さず、展覧会などはやらないで欲しい。というのが僕の願いでしたが。。。
アートへの熱い想いは人それぞれ違うかもしれませんが、僕もアートを愛する者たちのひとりとしてその理想を追求するあまり、(本職はデザイナーですが)自分でも活動するようになってきました。
過去から脈々と続くアートの大河。
山々から流れてくる川の合流地点が現代だとして、まさに入り乱れ、混沌とする中で、アートをこよなく愛するがゆえ、未来を示す道標があればと日々思います。
ARToVILLAがその先にある自由なアートの世界への扉であることを期待しています。
アートテラー・とに~
『ARToVILLA』のオープンおめでとうございます。
一般的に、アートは敷居が高いと思われていますが、それ以前に、アートの世界への入り口がわからないという方も多く存在しています。そうしたすべての人のためのメディアとなってくれることでしょう!そして、扉を開いたその先にはきっと、アートの敷居の高さを感じさせない“バリアフリー”な記事やイベントがたくさん用意されているはず。 ノックしたい気持ちを抑えて、ドアが開くその日を楽しみにしています。
新井 まる
敷居が高いと思われがちなアートを、もっとカジュアルに楽しめるように!という想いで、アート専門webマガジンARTalkを立ち上げてから早いもので9年目になりました。
当初は「アート?」と見向きもされないことが多かったのですが、最近は何かとアートが話題にのぼったり、気軽におうちにアート作品を飾る人も増えてきたと実感しています。
そんななか、また新たにアートの扉「ARToVILLA」が増えるということで、とっても嬉しいです。おめでとうございます!
私もこれからちょくちょくお手伝いさせていただく予定なので、ますます多くの方にアートの魅力を伝えていけたらうれしいです。
DOORS
遠山正道
経営者
スマイルズ代表取締役社長。商社勤務を経て、スープストックトーキョーを立ち上げる。その後、ネクタイ専門店「giraffe」やニューサイクルコモンズ「PASS THE BATON」などさまざまな事業を展開。近年は、小さくてユニークなミュージアム「The Chain Museum」、アーティストを支援できるプラットフォーム「Art Sticker」などをスタート。
DOORS
永山祐子
建築家
青木淳建築計画事務所を経て、2002年に独立。代表作に「女神の森セントラルガーデン」「豊島横尾館」「2020年ドバイ国際博覧会 日本館」などがある。またアートイベント「TOKYO 2021」を企画するなど、アートと建築の間でより良い空間や都市の形態を思考する。設計を手がける高さ約225メートルの高層建築「東急歌舞伎町タワー」が2023年に開業予定。
DOORS
和田彩花
アイドル
アイドル。群馬県出身。2019年6月アンジュルム・Hello! Projectを卒業。アイドル活動と平行し大学院で美術を学ぶ。特技は美術について話すこと。好きな画家:エドゥアール・マネ/作品:菫の花束をつけたベルト・モリゾ/好きな(得意な)分野は西洋近代絵画、現代美術、仏像。趣味は美術に触れること。2023年に東京とパリでオルタナティヴ・バンド「LOLOET」を結成。音楽活動のほか、プロデュース衣料品やグッズのプリントなど、様々な活動を並行して行う。 「LOLOET」HPはこちらTwitterはこちらInstagramはこちら YouTubeはこちら 「SOEAR」YouTubeはこちら
DOORS
植原亮輔
クリエイティブディレクター / アートディレクター
1972年北海道生まれ。多摩美術大学デザイン学科卒業。DRAFTを経て、渡邉良重とともに2012年にKIGIを設立。企業やブランド、製品などのアートディレクションのほか、琵琶湖周辺の職人たちと立ち上げたオリジナルブランド「KIKOF」、プロダクトブランド「D-BROS」などを手掛ける。また、プライベートでも作品を制作し発表するなど、自在な発想と表現力であらゆるジャンルを横断しながら、クリエイションの新しいあり方を探し、活動している。東京・白金にギャラリー&ショップ「OUR FAVOURITE SHOP」を2015年より運営。2017年に宇都宮美術館にて大規模個展「KIGI WORK & FREE」を開催。越後妻有アートトリエンナーレ2018 大地の芸術祭<方丈記私記>に「スタンディング酒BAR・酔独楽」を出品。2019年、一連の「酔独楽」プロジェクトにてADC会員賞受賞。東京ADCグランプリ(2015)、第11回亀倉雄策賞(2009)など受賞。
DOORS
アートテラー・とに~
アートテラー
1983年生まれ。元吉本興業のお笑い芸人。 芸人活動の傍ら趣味で書き続けていたアートブログが人気となり、現在は、独自の切り口で美術の世界をわかりやすく、かつ楽しく紹介する「アートテラー」として活動。 美術館での公式トークイベントでのガイドや美術講座の講師、アートツアーの企画運営をはじめ、雑誌連載、ラジオやテレビへの出演など、幅広く活動中。 アートブログ https://ameblo.jp/artony/ 《主な著書》 『ようこそ!西洋絵画の流れがラクラク頭に入る美術館へ』(誠文堂新光社) 『こども国宝びっくりずかん』(小学館)
DOORS
新井まる
話したくなるアートマガジン「ARTalk(アートーク)」代表 / 株式会社maru styling office CEO
イラストレーターの両親のもと幼い頃からアートに触れて育つ。大学では文化人類学、経営経済学を学ぶ。在学中からバックパッカーで世界約50カ国を巡る旅好き。広告代理店勤務の後、人の心が豊かになることがしたいという想いから独立。2013年にアートをカジュアルに楽しめるwebマガジン「girls Artalk」を立ち上げる。現在は「ARTalk(アートーク)」と改称し、ジェンダーニュートラルなメディアとして運営。メディア運営に加え、アートコンサルティング、企画・PR、教育プログラム開発などを通じて、豊かな社会をめざして活動中。 ●話したくなるアートマガジン「ARTalk(アートーク)」http://girlsartalk.com/
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