丹羽惠太朗
写真家
日本人、1994年生まれ。写真を「見る」という行為として捉え、「見ること」と「積層」の関係を軸に制作している。見ることは、対象を認識するだけでなく、それまでに見てきたものや経験、記憶、時間を重ねながら、ものや空間と関わることである。つまり、見るという行為そのものが積層でもある。同時に、目の前にあるものや空間にも、そこに存在してきた時間や人の行為が積層している。そうした重なりから一部分を切り出し、別の場所へ移すことで、作品を制作している。作品を見ることもまた、新たな積層となる。