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2025.06.04
蟹江杏の進化を遂げた最新作 / 「蟹江杏 新作展」が銀座で開催
Artglorieux GALLERY OF TOKYO(GINZA SIX 5階)では、2025年6月5日(木) ~6月11日(水)の期間、画家・蟹江杏による新作展「蟹江杏 新作展」を開催します。
本展では、さらなる進化を遂げた蟹江杏の最新絵画作品が一堂に展示されます。
蟹江杏は、星の軌跡のようにやさしい足音を刻む筆致と、太陽のようにあたたかな色彩で、すべてのいのちに分け隔てなく光を注ぐ作品を描く画家です。文芸など新たな表現領域にも挑戦し、作品世界にさらなる深みを加えてきた蟹江杏。本展では、進化を遂げた蟹江杏の最新絵画作品が展示販売されます。「蟹江杏の世界」を、ぜひ会場でご堪能ください。
蟹江杏 (かにえあんず)
画家、作家。東京都出身。「NPO法人 3.11こども文庫」理事長。日本ペンクラブ会員。「自由の森学園」卒業。 ロンドンで版画を学ぶ。
美術館、全国の百貨店や画廊で個展を開催。小説や絵本、エッセイなど著書多数。 2022年7月、トヨタ 「MIRAI」(長野トヨタ)のラッピングカーの為に作品を提供。BMWジャパンのエコカー「i3」のラッピングや、JTA(日本トランスオーシャン航空)のイリオモテヤマネコ・デカール機、洋菓子舖ウエストなど企業とのコラボレーションも多数手がけている。
東日本大震災以降は、被災地の子どもたちに絵本・画材を届ける活動や、福島県相馬市に絵本専門の文庫「にじ文庫」を設立。文部科学省復興教育支援事業のコーディネーターをつとめるなど、全国の子どもたちとアートをつなぐ活動を行なっている。被災地でおこなった子どもたちへの活動は、震災後10年の特番として、NHK BS1スペシャル「10年目の約束~福島の子どもたちが描いた”未来”~」で紹介された。
また、これまでのすべての活動に対し雑誌「pen」クリエイターアワード 2021「日本と世界を変えていく、2021年最も輝いた7組」で審査員特別賞を受賞。2023年、絵本「ハナはへびがすき」(福音館書店)が「第14回ようちえん絵本大賞」を受賞。2024年刊行の『あの空の色がほしい』(河出書房新社)が、全国学校図書館協議会選定図書に選ばれ、多数の有名校の2025年度中学入試で、最も出題された本(「国語」物語文)となる。
出品作品例

「循環する記憶の理由」F50号 アクリル・キャンバス 2025年

「みつあみ」 F10号 アクリル・キャンバス 2025年

「その奥へ」450×600mm ドライポイント 手彩色 コラージュ ED5 2025年

「こども革命」 630×870mm ドライポイント 手彩色 コラージュ ED5 2025年
Information
蟹江杏 新作展
■会期
2025年6月5日(木)~6月11日(水)※最終日18時閉場
営業時間:10:30~20:30
■場所
Artglorieux GALLERY OF TOKYO
東京都中央区銀座6丁目10-1 GINZA SIX 5階
入場料:無料
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