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- 松坂屋名古屋店でニッポン画家・山本太郎の展覧会が開催 / 鮮やかでポップな色彩にアップデートされた日本の伝統美
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2025.12.10
松坂屋名古屋店でニッポン画家・山本太郎の展覧会が開催 / 鮮やかでポップな色彩にアップデートされた日本の伝統美
松坂屋名古屋店本館8階 ART HUB NAGOYA open galleryでは、2025年12月10日(水)~12月16日(火)の期間、ニッポン画家・山本太郎の展覧会を開催します。
本展では「NIPPON POP」をテーマに、江戸時代の浮世絵の形式を受け継ぎつつ、ポップアートの感性で現代的に再構築した新シリーズ「NEO UKIYOE」を展示します。ニッポン画家・山本太郎によって鮮やかでポップな色彩に生まれ変わった日本の伝統美をぜひご高覧ください。
山本 太郎
略歴
1974年熊本生まれ。2000年京都造形芸術大学卒業。
大学在学中の1999年に、寺社仏閣とファーストフード店が至近距離で混在する京都にインスピレーションを受け、伝統と現代、異質な文化が同居する「ニッポン画」を提唱。日本の古典と現代の風俗が融合した絵画を描き始める。
ニッポン画は3つの柱で表される。それは「日本の今の状況を端的に表すこと」、「古典絵画の技法を使うこと」、「諧謔(かいぎゃく)をもって描くということ」。その作風は現代の琳派とも評される。
近年は浮世絵をポップアートのカラーイングで再構成した「NEO UKIYOE」という新しいシリーズに挑戦している。
秋田公立美術大学准教授と京都芸術大学准教授を経て現在は京都美術工芸大学特任教授。
2015年京都市芸術新人賞、京都府文化賞奨励賞受賞。
主な展覧会
2007年
VOCAにおいて大賞となるVOCA賞を受賞 上野の森美術館(東京)
2011年
「ZIPANGU」-31人の気鋭作家が切り拓く現代日本のアートシーン。日本橋髙島屋(東京)、大阪髙島屋(大阪)、京都髙島屋(京都)
2012年
「Kamisaka Sekka: Dawn of modern Japanese design」ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館(オーストラリア/シドニー)
2013年
「The Audacious Eye" -Japanese Art from the Clark Collections-」ミネアポリス美術館(アメリカ)
2013年
「琳派四百年 古今展—細見コレクションと京の現代美術作家」細見美術館(京都)
「琳派からの道 神坂雪佳と山本太郎の仕事」 美術館「えき」KYOTO(京都)
京都府文化賞奨励賞受賞
2015年
山本太郎個展「古画光臨ー Coga Calling ー」松坂屋名古屋店(愛知)
2016年
「IMAYŌ今様: JAPAN’S NEW TRADITIONISTS」 ハワイ大学アートギャラリー/ホノルル美術館(ハワイ)
2017年
「島田美術館開館40周年記念展覧会 おもかげものがたり 山本太郎作品と館蔵品と」 島田美術館(熊本)
2019年
山本太郎 個展 「太郎冠者と太郎画家 茂山千之丞襲名披露記念|装束披露」イムラアートギャラリー(京都)
「日本の美 美術×デザイン 琳派、浮世絵版画から現代へ」富山県美術館(富山)
「これからの日本画ー山と庭ー」大丸京都店アートサロンESPACE KYOTO
2020年
「リニューアル・オープン記念展Ⅰ ART in LIFE, LIFE and BEAUTY」サントリー美術館(東京)
2021年
ニッポン画×浮世絵プロジェクト 京都芸術大学芸術館 秋季特別展 「推し世絵」
京都芸術大学(京都)
2022年
「ART@DAIMARU」大丸京都店
「たろうつなぎプロジェクト成果展 たろうとニッポン画わたし話」 つなぎ美術館(熊本)
2023年
「山本太郎のニッポン画ランド」ART SHINSAIBASHI TRENDING ART SPECIAL 心斎橋PARCO(大阪)
「シン・ジャパニーズ・ペインティング 革新の日本画」 ポーラ美術館(神奈川)
2024年
「山本太郎―NEO UKIYOE―」 新宿髙島屋(東京)
「琳派リフレインー山本太郎と芸艸堂」 ZENBI―鍵善良房―KAGIZEN ART MUSEUM(京都)
2025年
「カラーズ ―色の秘密にせまる 印象派から現代アートへ ポーラ美術館(神奈川)
「ニッポン画25周年記念 山本太郎展 ニッポン画エクスポ2025」 大阪髙島屋/京都髙島屋
出展作品例

「Blue Thunder God」53.0×53.0cm

「Pink Wind God」53.0×53.0cm

「Great Wave tricolor golden back」72.7×72.7cm

「Pink Mt.Fuji with blue thunder and green cloud」53.0×53.0cm

「Flowers Iris 1red 1orange 1yellow 2pink」53.0×53.0cm
Information
山本太郎展 「NIPPON POP」
■会期
2025年12月10日(水)→12月16日(火)
■営業時間
10:00~19:00(※最終日は16:00閉廊)
■会場
松坂屋名古屋店
本館8階 ART HUB NAGOYA 第一画廊、open gallery
愛知県名古屋市中区栄3丁目16-1
■入場料
無料
作家来場予定
■期間/2025年12月10日(水)・13日(土)・14日(日)
※来場日時は変更になる場合がございます。時間によっては不在の場合がございます
ギャラリートーク
■期間/2025年12月14日(日)
■時間/14時〜
■場所/open galleryにて開催
展覧会の詳細はこちら
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