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- 大丸東京店で5名のアーティストによる展覧会が開催 / 日常の中の「ほんのちょっぴり」に目を向ける豊かな時間
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2026.01.21
大丸東京店で5名のアーティストによる展覧会が開催 / 日常の中の「ほんのちょっぴり」に目を向ける豊かな時間
大丸東京店10階 ART GALLERY1では、2026年1月21日(水)~2月3日(火)の期間、 umao、高瀬栞菜、NARI(LITTLE FUNNY FACE)、HITOMI NARIAI、BURUMORIら5名のアーティストによるグループショー「Un petit peu...encore」を開催します。
「Un petit peu...」はフランス語の「ほんのちょっぴり」の意。しっかり言い切れないようなニュアンスで使う言葉です。
「ほんのちょっぴり」な状態は、特別ではなく、私たちが生きる日常は全部そんな個人が認識する不完全のグラデーションで埋め尽くされています。
実際の世界はただ可愛いだけではなく、ただ優しいだけではなく、ただ面白いだけでなく。ただ悲しくはなく、ただ真っ暗闇ではなく――いつも心のはじっこに潜む何かが集合してできているように思います。
本展は、その「Un petit peu...」に5人のアーティストの皆さんと一緒に寄り添ってみた企画展。
あなたの中の「ほんのちょっぴり」に「ほんのちょっぴり」目を向ける、そんな時間を作品を通して感じて見てください。
出展作品例

umao「ちょうちょ」H25.6×W20.5 紙、アクリルガッシュ 2025年
umao
東京在住。京都精華大学 デザイン学部卒業。
2016年よりイラストレーターとして、書籍や広告、webなどの媒体で活動。
2022年12月には、初めての作品集となる「DAISUKI」が出版された。
個展などで積極的に作品発表も行う。動物と青色が好き。

高瀬栞菜「White Faces Black(Bird)」H65.2×W53×D2㎝ oil on canvas 2025年
高瀬栞菜
1994年大阪府生まれ。2020年京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻修士課程修了。
人間の内包されている感情や、コミュニケーションでは見透かすことのできない心の内に秘めているものを、動物や植物、モノといった人間以外のモチーフで人間の関係性を描くことで不穏でありながらどこかユーモラスな物語を探っている。
主な個展に「Read Your Diary」(CADAN 有楽町、東京、2025)、「After the Same moon | 同じ月を見た、そのあとで」(イムラアートギャラリー、京都、2025)、「とおくてちかくて、はなれてかみあう」(京都文化博物館別館、京都、2024)、「へたなくちぶえがきこえる」(SHUTL、東京、2024)「ほしにためいき」(イムラアートギャラリー、京都、2023)など。2024年にKyoto Art for Tomorrow2024京都府新鋭選抜展で最優秀賞受賞。2025年にはPommery Prize Kyoto 2025 最優秀賞を受賞。

NARI(LITTLE FUNNY FACE)「Serenity -A Un-」(A)H9.3×W13.5×D5.5㎝(Un)H6.4×W11×D6.3㎝ 信楽粘土 2025年
NARI(LITTLE FUNNY FACE)
唇のみを描き込む独自のスタイルが印象的なアーティスト。言葉にならない心の機微、鑑賞者が自分自身を重ねたくなる登場人物を描き、多くの共感を得ている。異なる文化や背景を持つ人々の“ありのまま”の姿や人間くささ、多様な愛のかたちを表現することで、個性を尊重し、自由な生き方の大切さを社会に伝えている。これまでの活動はペン画がメインだったが、今後は新たなメディウムへの挑戦や大判作品にも取り組み、これまで以上に力強い発信をしていく。個展の開催をはじめ、大型百貨店でのポップアップやブランド・企業とのコラボレーションなど、ジャンルを越えて精力的に活動を展開中。主な個展に 「Step by Step」(代官山 蔦屋書店、東京、2025) 「An Ending, A Beginning」(WEED HEIGHTS、東京、2024) 「Wordless」(gallery John、神奈川、2023)

HITOMI NARIAI「Droli」 L60cm×W21×D24cm モヘア、アルパカ、レザー、ポリエステル、ステンレス、プラスチック、ガラス 2025年
HITOMI NARIAI
1992年生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒。
伝統的なテディベアの素材を用いた立体作品を制作。映像作品の造形物の制作も手がけている。彫刻的な感覚で形の美しさと質感を追求し、粘土原型から型紙制作、縫製、染色、パーツ制作に至るまで、一貫して手作業で行っている。撫でたり持ち上げたりしたときに心地よさを感じる形を探り、どの方向から見ても形の美しさが保たれるよう、毛並みの流れや質感にも細かな調整を施している。着想は実在の動物に限らず、映画や物語に登場する空想上の生き物にも広がっており、感情の揺らぎや記憶の断片を具体的な形として表現することを試みている。主なグループ展に「MIXTURE」(大丸東京店 ART GALLERY、東京、2025)、「Un peit peu ... 」(六本木蔦屋書店、東京、2024)

BURUMORI「8時6分」 H53×W45.5×D4㎝ Acrylic on canvas 2025年
BURUMORI
BURUMORIは2013年よりDTPデザインを学び、DTP デザイナーして印刷業に携わる。 2022 年より作品製作を開始。主な個展に「虹を探しに行こう」 (銀座蔦屋書店、東京、2025 )、「COULD IT BE」(石川画廊、 東京、2024)
「弱さを肯定する」と「嗜虐心」をテーマに2022年より制作を開始。
圧倒的に弱い存在である黒いハムスターをメインキャラクターとし、「弱者」が「強者」に対し持つルサンチマンな感情は、人間が持つ純粋な一つの心情だと捉える。そしてその心情は現実世界で、 暴力の抑止になる可能性を秘めていると考え、作品には「虐げられた後・これから起こる暴力の予知」、そして懸命に生きる姿などが描かれる。
Information
「Un petit peu...encore」
■会期
2026年1月21日(水)→2月3日(火)
10時〜20時 ※最終日は16時閉廊
■場所
大丸東京店 10F ART GALLERY1
東京都千代田区丸の内1-9-1
入場無料
イベント詳細はこちら
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