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2024.02.08
アーティスト・イワミズアサコとファブリックブランド「SANMARU FABRIC」のコラボ作品が銀座に登場
2024年2月8日(木)~2024年2月28日(水)まで、Artglorieux GALLERY OF TOKYO(GINZA SIX 1F 交詢社通り側ウィンドウ)にてアーティスト・イワミズアサコ氏による特別展示が開催されます。
アーティスト・イワミズアサコ氏は伝統工芸の木目込人形の技法に影響を受け、その独自の技法である「キメコミアート」で個性的な作品を制作しています。彼女の作品は、さまざまな生地の切れ端が魅力的に活用されたカラフルでポップな作品となっています。
今回銀座で展示販売する新作は、ファブリックブランド「SANMARU FABRIC(サンマルファブリック)」とのコラボレーション作品となります。「SANMARU FABRIC」は日本の伝統工芸を融合させ、デザイン性と機能性を両方兼ね揃えたファブリックブランドです。

ファブリックブランド「SANMARU FABRIC(サンマルファブリック)」のイメージ画像
2月28日(水)までの期間、GINZA SIX 1F 交詢社通り側ウィンドウにて、イワミズアサコ氏の新作を展示・販売。ぜひこの機会に、伝統工芸と現代アートを融合させた「キメコミアート」をご覧ください。
※Artglorieux GALLERY OF TOKYO(GINZA SIX 5階)内での展示はございません。
イワミズアサコ
ファッションデザイナーとしてキャリアを積んだ後、2008年よりアーティストとして活動を開始、国内外で高い評価を受けてきた。その間、多くの国でファブリックマーケットを訪れるなど、世界を旅して感性を養って来た。また、古着や廃材などの材料を積極的に使用し、社会問題である現在の薄利多売と過剰包装、そしてファストデリバリーによるファッション産業の崩壊などに対して、警鐘を鳴らす作品を発表している。日本の伝統技法 「木目込み」 を昇華させた“キメコミアート”の生みの親。カラフルでポップな楽しい作品は現代版のジャポニズムをもイメージさせている。日本各地を訪れ作品の展示に留まらず、イベントの際にはワークショップを積極的に開催し、アートを通じたコミュニケーションから新たなコミュニティを作る循環型のアーティスト活動を続けている。
STATEMENT
もしも、動物達が人間達の言葉を話すとしたら、今の世界をどう語るだろう。 太古から動物達と共存して来た人間達が、動物達と会話出来ていたのなら、沢山の言葉に人間達は、助けられていたのかも知れない。 昨今の混沌とする世の中は、違う世界になっていたのかも知れない。テクノロジーが進化した今でも、人間達は、動物達と同じ言語で語ることはまだ出来ていない。むしろ聞こえないふりをしているのかも知れない。 年々増えていく絶滅危惧種の数と減って行く動物達の数。 例え、会話が成立しなくても目に見える数字の数で、現実を知ることは出来る。 擬人化した動物達は、私たちに何のメッセージを伝えてくれるだろう。
出展作品

『オオカミのアドニス』H1166×W895×D25mm キメコミアート®︎ 布(シルク/ウール等)/スチレンボード/木製パネル
550,000円(税込)
作品ページはこちら

『トラのルドラ』H1166×W895×D25mm キメコミアート®︎ 布(シルク/ウール等)/スチレンボード/木製パネル
550,000円(税込)
作品ページはこちら

『ウサギのヤマト』H1166×W895×D25mm キメコミアート®︎ 布(シルク/ウール等)/スチレンボード/木製パネル
550,000円(税込)
作品ページはこちら
※作品に関するお問い合わせはこちらよりお願いいたします。
Information
Special Exhibition
feat SANMARU FABRIC
■会期
2024年2月8日(木)~2024年2月28日(水)
■場所
Artglorieux GALLERY OF TOKYO(GINZA SIX 1F 交詢社通り側ウィンドウ)
東京都中央区銀座六丁目10番1号
※Artglorieux GALLERY OF TOKYO(GINZA SIX 5階)内での展示はございません。
Artglorieux GALLERY OF TOKYOのHPはこちら
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