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INTERVIEW
2025.01.29
お散歩気分で多彩なアートに出会える「ART HUB NAGOYA」を前田エマとIwaya Kahoが体験
Photo / fujico
Edit / Yume Nomura, Maki Takenaka(me and you)
松坂屋名古屋店が現在の場所に店を構えて2025年で100年。その節目に合わせて昨年末、大規模なリニューアルを実施。注目は、フロア全体が開放感あふれるアート空間へと生まれ変わった8階の「ART HUB NAGOYA」。百貨店のワンフロアがアート売場となるのは国内初の試み。作品たちの中に自然に溶け込むように併設されたカフェ「unique(ユニイク)」もオープン。
今回そんな「ART HUB NAGOYA」を、DOORSであり友人同士でもある、モデル・文筆業で活躍する前田エマさんと、opnnerというブランドでタトゥーシールなどを手がけるアーティストのIwaya Kahoさんが訪れました。広いギャラリースペースを見渡した瞬間、「こんな空間、見たことない!」と目を輝かせた二人。さっそくフロアの中を気ままに回遊したり、カフェでくつろいだり。多彩なアートに囲まれて楽しいひとときを過ごしました。
名古屋で集合、アートフロア「ART HUB NAGOYA」を楽しむ
前田:これまでイメージしていた百貨店の美術フロアとは印象が全然違う。全体的に壁とか仕切りが少ないですね。
Iwaya:開放感があって内装もかっこいい! 天井のアールの装飾に沿って縁取りしてあるところとか。あれって真鍮なのかな? 見た瞬間、素敵! って思った。
前田:内装は建築家の永山祐子さんが手掛けているんですよね。曲線のイメージが他のフロアとも調和しているみたいに見える。ギャラリーとか画廊って白が基調になっていることが多くて無機質なイメージがあるけど、曲線を使った内装とか、くすんだ柔らかい色合いとかすごく新鮮! ……でも、Kahoちゃんと今日こうして名古屋で会えるなんて思ってもみなかったな。
松坂屋名古屋店8階「ART HUB NAGOYA」。ワンフロア全体がアート売り場となるのは百貨店では国内初の取り組み。「open gallery」は仕切りのない空間設計がコンセプト。前田エマさん(右)お気に入りの佐藤翠さんの作品の前で、Iwaya Kahoさん(右)と作品を眺める
Iwaya:私も! エマさんは普段、名古屋に来ることってある?
前田:愛知で開かれている国際芸術祭には毎回来てるし、好きな展示をやっていれば豊田市美術館に行ったり。今日もここに来る前、名古屋市美術館で『民藝 MINGEI-美は暮らしのなかにある』展を観てきたよ。
Iwaya:私は今日が人生で2度目。最初に来たのは確か大学生の時で、青春18きっぷで旅してる途中、たまたま降りた駅が名古屋だった。
前田:ひとりで?
Iwaya:そう、ひとりで。何も計画せず勢いで降りたから、街をあてもなくぶらぶらして。途中でお腹痛くなっちゃったりして、名古屋の街のことは断片的にしか記憶がないの。
前田:(笑)。
Iwaya:でもね、今日エスカレーターで8階まで上がってくるときに、めちゃめちゃ好きなsuzusanっていうブランドのポップアップを発見していきなり爆買いしちゃった!
前田:ドイツにあるsuzusanのアトリエに行ったことがあるよ! ストール買ったんだ! 可愛い〜!
Iwaya:名古屋のことはこれからよく知っていくところなんだけど、すでにしっかり満喫してる(笑)。
岐阜大学の学生スタートアップが運営する「artkake ART LABO」、若手アーティストの育成に力をいれてきた八犬堂の展示スペース「gallery α」
ーー今日、初めて松坂屋名古屋店の「ART HUB NAGOYA」のフロアを訪れてみていかがでしたか?
前田:百貨店の中の美術画廊っていうとフロアの一角にコーナーが設けられていることが多いのに、フロア全部を使ってそこに個性の違うブースが複合的に入っているのが珍しいですね。真鍮のオブジェのようなものにアート作品がぶら下がるように飾られていて、それが仕切りの代わりのような役割を果たしている様子とか、内装の雰囲気や展示の仕方も他にはない感じで新鮮でした。ふらりと立ち寄って気軽にアートに出会えるので、ワクワクした気持ちでアートに触れられそう。
アートをきっかけに、「人と人がつながっていくことをめざす」岐阜大学の学生スタートアップ「artkake(アトカケ)」が運営する、「artkake ART LABO(アトカケ アートラボ)」の展示
ーー松坂屋は百貨店として衣食住だけでなく地域の文化貢献にも力を入れたいと、1948年から「生活と文化を結ぶ松坂屋」というキャッチフレーズを掲げてきました。今回のリニューアルにも、アートやカルチャーの発信にあらためて力を注いでいきたいという思いが反映されています。
前田:文字通り、フロアの壁をなくしたことでアートに対する気持ちのハードルも取り払われていくような感覚があって、アートをより身近に感じられそうです。「artkake ART LABO(アトカケ アートラボ)」や「gallery α」のように、若手作家さんを発掘したり育成に力を入れていく取り組みもされていて、ここから新しいカルチャーが生まれるのも楽しみです。
「gallery α」では、若手アーティストの育成に力を入れてきた「八犬堂」の常設ブースを展開し、若手アーティストの発掘・育成を行う。こけら落としを飾ったのは高橋祐次さんの『さまざまな飛ぶ家』展
Iwaya:何度も来ているエマさんから見て、名古屋とアートってどんな印象?
前田:名古屋というか愛知県のイメージなんだけど、県立の芸術大学(愛知県立芸術大学)があったり、街とアートが手を組んで芸術祭を開いたり、街自体にアートを受け入れる体制ができているっていう印象がある。だから、暮らしている人たちもアートに関心を持って受け取っている人が多い気がする。
ーー今回、新設された「artkake. ART LABO(アトカケ アートラボ)」は、若手のアーティストの育成を目的に立ち上げられた、岐阜大学の学生さんによるスタートアップ企業にディレクションをお任せしています。同じく若手クリエーターの発掘・発信のための常設コーナー「gallery α」でも、今後、地元にゆかりのある作家さんの作品を中心に紹介していく予定です。
前田:現代作家さんの中には、人気があってどんどん価値が上がっている作家さんも増えているけれど、価格帯的にお洋服を買うテンションで買えちゃう作品もあるっていうのは嬉しいですね。
前田エマさんお気に入りの絵本やアートブックを紹介
カフェの壁画も楽しんで。アートと融合したカフェも併設
Iwaya:フロアの中にオープンな雰囲気のカフェがあるのもいいと思う。
前田:こういう感じも他にはあまりなくて素敵だよね。展示されている作品を眺めながらお茶できるのって楽しいし。
壁画は塩原有佳さんの作品《万能薬のキメラ》。カフェの内装も永山祐子さんによるもので、柔らかな曲線の空間は、アートをはじめ、さまざまなコンテンツが自由に交わることをイメージしている
Iwaya:スイーツメニューも全部おいしかったね! スイーツもひとつひとつこだわってて面白かったね! 器の釉薬が銀河みたい見えて素敵だった!
前田:キラキラしていて可愛かったね!
Iwaya:ミルフィーユに入ってたのは、こしあんのクリームかな? 面白い組み合わせだね!
カフェ「unique(ユニイク)」。名古屋大須で人気のカフェ「だから、今日がよかったと思える。」のオーナーがプロデュース
――名古屋はあんこ(小豆)のお菓子が多いんですよ。
前田:しるこサンドは、お土産の定番ですよね。
Iwaya:そういえばカフェの壁もピンクだ! なんとなく小豆色に見えてきた(笑)。
――カフェ「unique(ユニイク)」の壁に描かれている花は塩原有佳さんという現代アートの作家さんの作品です。たんぽぽ、よもぎ、南天など数種類の薬草を合成した架空の植物で、何でも治してくれる万能薬をイメージしているそうです。10日間ほどかけてご本人に描いていただいたんですよ。
看板メニューの「uniqueなミルフィーユ」
「昔から誰かにプレゼントするために何かをつくることが好き」「何かをつくる人たちに囲まれて、そこで心が動いたことを伝えるのが好き」
前田:ところでKahoちゃんは最近どう? 絵も描いてる?
Iwaya:変わらずタトゥーシールつくってるよ、絵も描いてるし、日々表現を模索してる……。
前田:Kahoちゃんの描く絵がとても魅力的だから、私はずっと「絵を描くのが好きでタトゥーシールに落とし込んでいる人」だと思っていたの。でもKahoちゃんにとってはタトゥーを広めるための方法として、絵を描いてそれをデザインに落とし込んでいるんだよね。
Iwaya:私がタトゥーシールをつくり始めたのは、そもそもタトゥーが大好きで、タトゥーに対してもっと多面的なイメージがもてるような活動をしたいな思ったんだよね。イメージの幅があると、選択肢も増えて、自分にとってよりぴったりな選択ができるんじゃないかと感じて。
Kaho Iwayaさんがつくっているタトゥーシール
――タトゥーシールのデザインから始まって、その後もIwayaさんの表現の幅は広がっていますよね。
Iwaya:そうですね。最初は「タトゥーシールで生きていく!」みたいな気持ちで始めたわけではないんですけど、今ではタトゥーシールがライフワークの一つになりつつあって。タトゥーシールでしか表現できないことをする、みたいな感じかな。でも、例えば「今のこの感情は文章で表現する方がしっくりくるな」って思えば文章を使って表現します。そういう意味でタトゥーシールは私にとってのアウトプットの手段の一つなのかもしれない。
前田:私がKahoちゃんを見ていて面白いなと感じるのは、たくさんの人たちにタトゥーの文化が浸透していくことを目指して、その役割として創作をしているところ。自分でデザインしなくても、つまり自身がアーティストにならなくてもその役割は果たせるかもしれないのにKahoちゃんは自ら描くでしょ。その行為にすごく興味があるの。
Iwaya:それ以外の方法が思い浮かばなかったから(笑)。
前田:ふふふ……。Kahoちゃん、昔から絵を描くのは得意だったでしょ?
Iwaya:それが実は絵を描くのは好きだったけど、毎日描いてます! みたいな感じではなくて、タトゥーのために描き始めたような感じ。
前田:そうなんだ! びっくり! 小さいころから絵を描くのが好きなのだと勝手に思ってた。そうじゃなくって、好きなものを広げたいから動き出したっていうのは面白いね。自分で冊子もつくっちゃうし個展もやったりするでしょ? その流れがすごく興味深いなって思う。
Iwaya:昔から、友だちや、周りの好きな人に何かつくってプレゼントするのが好きな子供だったの。いろんな紙とかをちぎってコラージュした袋とか、飛び出る手紙とか。
Kaho Iwayaさんによる2025年の日めくりカレンダーの制作過程。365日分の絵を手作業で仕上げた
前田:アーティストにもいろいろなタイプがあって、自分の中にある何かを表現したくて創作する人もいれば、他者とのコミュニケーションの手段として何かをつくり出す人もいる。Kahoちゃんは自分の世界観を表現したいというより、何かのためとか誰かのために創作をするタイプなのかな。
Iwaya:どうなんだろう。どっちも……かな。でも、タトゥーシールに関しては、つくることで私自身がその時々の気持ちをリマインドしていくような感じ。だから受け取り方には自由な余地を残しておきたいし、みんながどんな受け取り方をしてくれるのかが楽しみだったりする。
前田:やっぱり面白いなあ。私は受け取る人の反応は全然気にならなくて。そもそも私が好きなアートって、誰かに見せるためとかそれで食べていくみたいなことではなく、日々何か手を動かしていたりモノをつくり続けていないといてもたってもいられない、そんな人から生まれるものなの。つくる行為自体が生きることと直結しているような。それが私にとってのアーティストなんだけど、Kahoちゃんのことも勝手にそうだと思ってた。
Iwaya:確かに、もし今すべてを奪われてしまったとして、そこから何をするかって考えたら、私はきっと何かをつくり始める気がする。そういえば最近、生きていくために売ったり買ったりする以外に、自分でイチからつくることもできるのでは? とも感じて。それって自分の中の軸に“つくる”ってことが深く染み込んでるってことなのかなって思った。
前田:やっぱりKahoちゃんはアーティストなんだねえ。私の場合は、両親が美術の仕事をしていた関係で小さい頃から美術に囲まれて育ったし、いろいろなアーティストに会う機会も多くて。絵を描くのも好きで美術館に行くのも好きだったけど、自分自身の表現活動をしたいとかはあんまり思っていなかった。
写真提供:前田エマ
写真提供:前田エマ
Iwaya:美大に進んだのはどうして?
前田:高校時代、なんとなく学校に行きたくなくなっちゃって、その時間に文学を読んだり美術館に行ったり映画を観たりしていて、さまざまなカルチャーに触れるなかで、美術大学に行けばそういうものの作り手にいっぱい会えるし、いろんな価値観や世界を知ることができるんじゃないかなって思ったの。大学ではずっと油絵科で絵を描いていたし、オーストリアに留学もしたんだけど、どこかで自分はアーティストではないなって感じてた。
Iwaya:そうだったんだ。
前田:まわりの友だちを見ていて、私はやっぱり違うなって。自分は何かをつくらなくても生きていけちゃう側の人なんだってことを再確認して。私は何かをつくる人たちに囲まれてそれを見ているのが好きで、今もそれは変わらない。
三家俊彦さんによるアルミを用いた彫刻作品《The Aluminum Garden-Structural Studies of Plants-》
――アートそのものや表現する人を見た時の自分自身の心の動きに興味を感じるのでしょうか。それとも自分が感動したり衝撃を受けたりしたことを誰かに伝えたいという感じですか?
前田:アートに限らず、自分が面白いと思ったことや心が動いたことについて、誰かに話したり文章にして伝えたりすることが好きですね。私はそういうタイプなんだなっていうのがどんどん明確になっています。
文筆家・小説家としても作品を発表する前田エマさん。2024年に発売された『アニョハセヨ韓国 お隣の国のカルチャー散歩』では韓国の文学、アート、日常などを紹介している
Iwaya:私もエマちゃんに書かれてみたい! どう書かれるのか気になる(笑)。
前田:数年前に『SPINNER』っていうWebマガジンの編集長をやっていた時、私がキュレーションを担当して、いろんな人の作品の展示をやったことがあって。私はそういうことをやっているのが楽しいんですよね。そういえばあのとき、『SPINNER』の中でKahoちゃんと交換日記もやったね。
Iwaya:コロナ禍だったから外に出かけられなくて、リアルにノートを渡すこともできないから、ペンで手書きしてそれをスキャンしたのをアップするっていう……。
前田:そうそう。Kahoちゃんの日記にはいつもかわいいイラストとかが描いてあって、それ一枚でひとつの作品みたいだった。私のはいつも文章ばっかり。つい長く書いちゃって。
Iwaya:私たちの他に脇田(あすか)さんと安藤(晶子)さんと4人でやってたけど、それぞれの個性が出てて楽しかったよね。
大きめの本屋、旅先で展示を観ること。日常でアートに触れるためのお気に入りの場所
――お二人にとって、日頃アートを感じるために出かける場所やお気に入りの空間ってありますか?
Iwaya:私は本屋さんかな。できれば大きめの本屋さんが好き。お店に入ると最初それぞれの本がみんなそっぽを向いているんだけど、30分ぐらいすると少しずつ「どう?」みたいな感じで本がこっちを向き始めるの。で、背表紙を見て何となくあらすじ読んでっていうのを何時間もやってると、気になる本で両手がいっぱいになっちゃう(笑)。心赴くままに本を選んでると、自分の中にいろんな発見があって楽しいんだよね。普段、文章からインスピレーションをもらうことが多くて。
前田:今まで興味がなかったものが急に目に飛び込んできたりすることってあるよね。
Iwaya:ある! それで最近、初めて文芸誌を買ったんです。いままで一度も手に取ったことがなかったんだけど、近所の本屋さんをウロウロしてたらそこだけピカーッ! て光を放ってて。急に目に飛び込んできたのも、少し自分の興味にアップデートがあったからだと思うから、そういう変化も知れてワクワクする。
前田:Kahoちゃんらしい(笑)。私の場合はやっぱり美術館かな。
Iwaya:たくさんのアートに触れている中で、特に好きなものとか強く興味をひかれるものってある?
前田:できるだけ選り好みせずに観たいと思ってるので、ちょっと苦手かもって感じるものでもなるべく行くようにしてる。見応えという意味では、好みよりもキュレーターや学芸員さんの力が大きいですよね。アーティスト自身の生き様や、それぞれの時代背景の中でどんなことを考えて生きてきたのかがちゃんと伝わる展示の構成になっていることがすごく大事で、単に人気があるからとか流行っているからとかでなく、今の時代に取り上げる意義を含めて紹介されているものはすごく満足感がありますね。最近ではフィンランドまで行ってきました。マーリア・ヴィルッカラっていう女性アーティストの展示だったんだけど、個人的にも交流があるのでどうしても観ておきたくて。
前田エマさんがフィンランドで観たマーリア・ヴィルッカラの作品(写真提供:前田エマ)
前田:全国どこへでも行くし、芸術祭も好き。ドイツのドクメンタとかイタリアのヴェネツィアビエンナーレとか、世界各国いろんな芸術祭に足を運びます。私にとって旅はアートに触れるために出かけるもの。普段から観たいものによって旅先を決めているので、今日の機会も楽しかったです。
Information
ART HUB NAGOYA
百貨店では日本唯一の「ワンフロア全部がアート空間」となった、松坂屋名古屋店 本館8階「ART HUB NAGOYA」。巨匠の作品から最先端のコンテンポラリーアートまでジャンルに縛られない幅広いアートコンテンツを展開し、誰もがアートをより身近に感じることができます。また、若手作家の発掘や育成にも力を入れ、東海エリアのアートマーケットのハブとしてアートシーンを盛り上げていきます。
公式WEBサイトはこちら
カフェunique
アートフロアに混ざり合う“場”として新たに誕生したカフェ。オープンカフェならではの開放的な空間でアートとこだわりのスイーツをお楽しみいただけます。
■場所
松坂屋名古屋店 本館8階(愛知県名古屋市中区栄3丁目16-1)
■営業時間
10時~19時(ラストオーダー18時30分)
公式WEBサイトはこちら
DOORS
前田エマ
アーティスト/モデル/文筆家
モデル。1992年神奈川県生まれ。東京造形大学を卒業。オーストリア ウィーン芸術アカデミーの留学経験を持ち、在学中から、モデル、エッセイ、写真、ペインティング、ラジオパーソナリティなど幅広く活動。アート、映画、本にまつわるエッセイを雑誌やWEBで寄稿している。2022年、初の小説集『動物になる日』(ミシマ社)を上梓。
DOORS
Iwaya Kaho (opnner)
ポートランドのタトゥー文化に影響を受け、日本のタトゥー文化を拓くため、2015年に「opnner(オプナー)」を立ち上げる。タトゥーシールを制作販売する他、彫り師としても始動している。
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