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- 我が家キュレーターはじめてみた。 | 安武俊宏(BEAMS)✕ 伊勢春日(VOILLD)
INTERVIEW
2023.06.23
我が家キュレーターはじめてみた。┃安武俊宏(BEAMS)✕ 伊勢春日(VOILLD)
Illustration / Kahoko Sodeyama
Edit / Moe Nishiyama, Eisuke Onda
部屋の中にアートを飾ってみたいけど、なんだか敷居が高そうだ。どんな作品を飾ったら良いのかも分からない。アートを買ってみたけど、どうやって飾ろうか悩んだまま押入れで眠ったまま......。
気軽に部屋の中でアートを楽しみたい。美術館やギャラリーに飾られた作品のように、部屋の中でアートを引き立たせたい。
そんな悩みを解決するため、「我が家キュレーター」では部屋にアートを取り入れたい人に、おすすめの作品や飾り方をキュレーターが指南。今回はBEAMS社員のおしゃれな部屋を紹介するシリーズ『BEAMS AT HOME』の舵取り役である安武俊宏さんのアートにまつわる悩みを、ギャラリー〈VOILLD〉の伊勢春日さんが解決していく。
キュレーションの観点で部屋の中を見渡せば、もっと自由にアートを楽しめるはず!
我が家キュレーターはじめる人
安武俊宏(BEAMS)
3度の飯よりおしゃれな洋服や雑貨、インテリアが大好きな『BEAMS AT HOME』の舵取り役。最近は、部屋にアートを取り入れることも検討中。 「今日は伊勢さんにお聞きしたいことがたくさんあります」(安武)
キュレーション教える人
伊勢春日(VOILLD)
現代アート作品も数多く取り扱うギャラリー〈VOILLD〉のギャラリスト・キュレーター。6月に中目黒から五反田に移転オープン。 「普段から作品選びでも飾りやすさは意識しています。今日はよろしくお願いします」
洋服をコーディネートする感覚で、部屋を飾る
BEAMSの安武さんが制作に携わる『BEAM AT HOME』(宝島社)シリーズはこれまでにBEAMS社員の部屋をテーマにした書籍を7冊刊行。1〜4までがインテリア全般に、続編の『BEAMS ON LIFE』はインテリアに加え暮らしの要素をプラス、最新号はウェルビーイングの要素を強めている。「最初はそんなに厚い本にするつもりじゃなかったのですが、気がつけばコロコロコミックみたいな本になってました(笑)」と安武さん
ーまず、安武さんが制作に携わっている『BEAMS AT HOME』について教えてください
安武:2014年に1冊目が出版され、今ではvol.7までシリーズ化しています。〈BEAMS〉で働くスタッフを深掘りしていくというところから、それぞれが住んでいる家にフォーカスを当てて、この企画がスタートしました。
伊勢:読んでみると、本当にいろんなテイストのお部屋がありますよね。さまざまなブランドがそろう〈BEAMS〉さんらしい切り口で、読み応えがあります。
安武:30以上のブランドがあるんですが、それぞれを分け隔てなく見せられるようにまとめています。一人暮らしの賃貸の部屋もあれば、ファミリーで暮らしている戸建てもあったり。また、〈TOKYO CULTUART by BEAMS〉を担当するスタッフなど、アート好きも多いので、部屋の随所に作品を飾っている部屋もたくさん掲載しています。
写真家の森山大道など、さまざまなアーティストとの仕事を担当した〈TOKYO CULTUART by BEAMS〉のディレクター・小川喜之さんのお部屋にはいたるところにアート作品やフライヤー、フィギュアなどが並ぶ
伊勢:こういった階段の間に作品を置いたり、展示のフライヤーを飾ったりしていて、ディスプレイの仕方もそれぞれの個性が見えておもしろいですね。
安武:部屋を飾ることは、コーディネートする感覚と近いかもしれないです。大前提として、働いているスタッフは洋服が好きですし、服以外にも好きなものが明確にある人が多いので、部屋に対して、どのようにアイテムを彩っていくかを考えるのが好きなんだと思います。
伊勢:確かに、家のインテリアに気を使わないで作品ばっかり買う人はなかなか居ないかもしれないですね。自分が心地よく暮らすうえで、インテリアの延長として、アート作品があるのかなと思います。
アートや民芸などがバランスよく配置された空間は、BEAMSの内装などを手掛ける南雲浩二郎さんのご自宅。安武さんいわく「BEAMSの中でもずば抜けたセンスがあって、みんなから先生とも呼ばれています(笑)。最近始めた、スタッフのパーソナルブック『I AM BEAMS』の第一弾でもお願いしました」(安武)
作品同士の関係性を考えながら、飾ってみる
伊勢さんの自宅。片山メリヤスの人形など〈VOILLD〉で取り扱う作家はもちろん、BIEN、B. Thom Stevensonなどさまざまな作品が並ぶ
ー伊勢さんは、どういった作品を家に置いて楽しんでいますか?
伊勢:家に関しては、人に見せる空間作りと言うよりも、自分がその場にいて気持ちいい空間であることを大切にしています。置いているもの自体はそれぞれ個性が強いものが多くて、はちゃめちゃに見えるかもしれないですが、本当に好きな作品を飾っていますね。〈VOILLD〉で出会った作家さんのものもよく購入させてもらっています。
安武:アートを部屋に飾るときのコツはありますか?
伊勢:ギャラリーで展示をするときもそうなんですが、作品同士の関係性を考えるようにしています。例えば、日が昇るところに、太陽をモチーフにした作品を置いていたら、その反対側には月の作品を飾ったり。時代違い・作者違いの作品を同じ壁に飾るとしたら、ポートレートものという共通点を作って、作品を配置したり。そういう些細なストーリーを自分の中で勝手に作っています。たとえ、それぞれが一見まとまりそうにないものだとしても、自分の琴線に触れたものたちが集まると、自然とまとまってくるんです。洋服を選ぶのと似たようなところがあるかもしれません。
(写真上)B Thom Stevenson、(下)安部悠介
ーご自宅でもキュレーションしている感覚に近いですね。絵のほかにも、加賀美健さんのラグや平山昌尚さんのクッションなどのグッズも部屋に置かれています。
伊勢:私は現代アートから西洋美術まで幅広く大好きなんですが、個人で家で楽しめるアートってかなり限られていますよね。日本だと、壁に釘を打てない家が多いですし、人によっては作品を購入できるかは予算なども限りがあると思います。〈VOILLD〉は、プライスリストを置いてますし、作品だけでなく、自宅でも使いやすいグッズも企画したりしているので、なにかしら買えるものを見つけてもらえたら嬉しいです。緊張感は持たせながらも、アートへの敷居は下げつつ、気軽に楽しめて飾れるような作品をセレクトするようにしています。
2月に科学技術館で開催されたアートフェア『EASTEAST_TOKYO 2023』での〈VOILLD〉のブース。アーティストの西雄大、magma、山崎由紀子、KMNR™などが参加。ギャラリーは中目黒から五反田へ移転して6月17日にオープンした
安武:伊勢さんは、ギャラリー以外だとどのようなところで買い物をしてるんですか?
伊勢:美術手帖さんがやられている〈OIL by 美術手帖〉は幅広くアート作品を取り揃えているので、何かしら自身に引っかかるものが置いてあると思います。ショップだと、祐天寺にある〈SEIN〉はよくのぞいています。おもにアメリカでアイテムを買い付けられているそうで、時代や国も分からない一風変わったオブジェや、壁にかけるアート作品などが所狭しと店内に並んでいます。かと思えば、今どきの作家さんのものや、洒落た照明なども置いてありますし、行くたびに置いてあるものが変わるので、見ていて飽きないんですよね。値段もお手頃なので、一度入ると何かしら買ってしまうお店です。
世界中から集められた家具や雑貨、花瓶、そしてアート作品などが並ぶ祐天寺〈SEIN〉。「お店ではロダンのレプリカ彫刻を買わせていただいたことがあります。加賀美健さんのTシャツ(現在は売り切れ)なども置いてあります。お店の一角は、家での飾り方の参考にもなると思います」と伊勢さん
あと、中目黒の商店街でよく行われているフリーマーケットもおすすめで、この間遊びにいったときは、出店していたおばさまに牛若丸と弁慶の五月人形を譲ってもらいました。セットで飾るとなかなかの迫力なので、弁慶は友人に預けたのですが、牛若丸の人形は家の棚に飾っています。横には髙田唯さんの切り絵作品を置いていて、なかなか強い並びですが、意外と家に馴染んでいるからおもしろいです(笑)。
伊勢さんの部屋に鎮座する牛若丸
作品はなんでも良い。額装して飾ることに意味がある
築44年の60平米の中古マンションをフルリノベーションした家にパートナーと子供と暮らす安武さん。シックで線の細いインテリアで統一されており、どことなく雑誌『KINFOLK』の世界観のよう。提供:cowcamoMAGAZINE/撮影:廣川かりん
ー家でアートをさらに楽しみたいと考えている安武さん。今のお部屋の空間について教えてください。
安武:家をフルリノベーションしているのですが、その時に全体の色合いをモノトーンで統一することに決めて、それに合わせて家具を決めていきました。デザイナーさんと内装の話を進めていくなかで、私の雰囲気には、細くて華奢なものが合いそうと言われて改めて気づいたのですが、線が細くて繊細なものに惹かれるので、そういったムードのインテリアが多いかもしれません。
伊勢:色を軸に自然と好きなテイストのものを集めたら、今のような雰囲気になっていったんですね。キッチンの前に、写真や写真集など、いくつか作品が置いてありますね。
キッチンの前に並ぶ作品。提供:cowcamoMAGAZINE:廣川かりん
安武:マラケシュに行った時に購入した写真を額装しています。これまでもポスターなどはたまに買っていましたが、アートにあまり詳しくなくて、家具に比べてどういったものが好みなのかもわかっていません。好きな作家も特に思い浮かばないですし、少し敷居が高いイメージがあるんです。
伊勢:アートを家に飾るってそう思ってしまいがちかもしれませんが、全然そんなことないですよ。例えばですが、お子さんが描いた絵でもいいですし、旅先で撮った思い出の写真でもいいですし、自分的に作品と思わなかったものも、額装して飾ることに意味があると思います。家だからこそ、幅広く自由に楽しめますし、そこが面白さでもあるんですよね。家具もそうだと思いますが、毎日のように目や手が触れられるところに置いて、ふとした時に見ると、その時のことを思い出したりしますよね。アートにもそんな役割があると思います。
人によっては、それぞれのスペースでなにを飾るのかで楽しんでいる人もいて、リビングは来客もあるから、人に見せたいと思う作品、玄関にはインパクトのあるもの、寝室はプライベートな空間だから、逆に見せたくない本当に一番大切なものを飾るなど、飾り方もいろいろと考えられます。安武さんはどんなものを家に取り入れたいですか?
安武:適度に緊張感のあるものが欲しいですね。家って毎日過ごす場所だからなのか、どうしても風景になってしまうところがあるなと思っていて、常に部屋が散らかっていたら何も思わなくなるのに、綺麗に片付いているとちょっとした埃が気になってしまうようなことってありますよね。感覚が研ぎ澄まされるものというと大袈裟かもしれませんが、アートを飾って空間を変えることで、他のものにも目が行くようになる感じのものがいいですね。なので、安心感よりは、自分の感覚をピンと張っていられるようなものが欲しいです。
安武さんの部屋にアートを飾ってみた
左からCyTwombly《ThreeDialogues1》《ThreeDialogues2》のポスター
ー伊勢さんのフィルターを通して、安武さんのご自宅に合いそうな作品をいくつか教えてください。
伊勢:解釈が難しい現代アートを急に購入するよりも、まずはカジュアルに楽しめるポスターからスタートするのがいいかもしれません。私も最近手に入れたんですが、アート界の巨匠・Cy Twombly(*1)のポスターや、Lawrence Weiner(*2)のポスターなど、本物は買えない金額ですが、ポスターなら手に入れやすいですし、なによりも巨匠たちの作品は部屋に深みを与えてくれます。安武さんの家は、壁がとても広いので、連作で飾るのも迫力があって良さそうですよね。
*1…….21世紀を代表するアメリカ生まれのアーティスト。60年代からは無彩色の背景にクレヨンでドローイングしたシリーズを制作。2011年没。
*2.......アメリカ人コンセプチュアルアーティスト、ローレンス・ウェイナー。作品を「インフォメーション(information)」と称し、記号などをつかった作品を制作。
安武:Cy Twombly、いいですよね。連作で飾ると部屋の雰囲気がグッと変わる気がします!
伊勢:私がよくポスターを買いに行くのは〈twelvebooks〉。海外のレアなポスター作品も多いのと、額装付きの状態での販売もしているので買いやすいです。お値段もお手頃なので早くチェックしないと売り切れてしまうこともあります。
「ポスターを飾るならリビングの壁に入れたいですね」(安武)。提供:cowcamoMAGAZINE
今回使用したのはCy Twomblyのポスター。1977年にパリの「Yvon Lambert Gallery」で開催した展覧会に伴い自身がデザインしたものを、新たに復刻版として2021年にリプリントしたもの。twelvebooksでそれぞれ額装込みで58,300円(tax incl.)で販売
ーリビングだけでなく、寝室の壁にもいろいろ飾れそうです。
伊勢:寝室は自分たちだけの空間ですし、思い切ったものも飾れますよね。ただゆっくり過ごすスペースなので、どこか優しい雰囲気のものが合うのかなと思います。そういう目線で見ていくと、〈VOIILD〉でもイチオシのイラストレーター、小林千秋さん(*3)のものなどどうでしょう? 日常のふとした瞬間を繊細なタッチで描いている作家さんで、芥川賞を受賞した高瀬隼子さんの『美味しいごはんが食べられますように』の装画もやられていました。過去に2回ほど、〈VOILLD〉で個展もしていただいているのですが、その際に、コラボレーションして作成したラグは、タペストリーとして壁にも飾れるので、大判の作品を寝室にドーンと置くのもいいかもしれません。
*3.......グラフィックデザイナー、イラストレーターとして様々な雑誌、広告などで活躍。何気ない日常のワンシーンや、人物や食べ物、日用品などの身近なものをモチーフとし、コンピューターグラフィックを連想させるようにシンプルで美しく、単一なラインによって簡略化された、独自の表現でドローイング作品を制作。
小林千秋と〈VOILLD〉が制作したタペストリー。
あとは、グラフィックデザイナーの安田昂弘さん(*4)が、運転席から見た風景をグラフィックに落とし込んだ作品《Drive My Car》もおすすめです。最小限のグラフィックと、一直線上の線で構成されているのに、ドライブ中の風景が浮かびあがってくる奥行きのある作品で、窓から景色を眺めているような感覚になります。円形なので飾りやすいのもいいですよね。
*4…….クリエイティブアソシエーション「CEKAI」に所属するアートディレクター。グラフィックデザイナー、ムービーディレクターなど多彩な顔を持ち幅広い分野で作品制作を行う。
安田昂弘《Drive My Car》
安武:どれもとっても魅力的で悩んでしまいます(笑)。
伊勢:この2作品を飾ってみますか?
「寝室の壁も空いているので、ここなんてどうですかね?」(安武)。提供:cowcamoMAGAZINE
小林千秋のラグをタペストリーとして、それと安田昂弘《Drive My Car》を飾ってみた
安武:まだまだ飾りたいなと思う場所があって、寝室の出窓部分に広めの空間があるんですが、そこにもなにか置きたいなと考えていたんです。これまでは本を並べていました。
伊勢:そういう場所には、気軽に飾れる立体作品がぴったりかもしれないですね。最近だと、3人組のアートコレクティブ「KMNR™︎」(*4)がじわじわと人気を集めています。千利休が作ったと言われている関守石をモチーフにしている作品のシリーズで、一見石のように見える本体部分は実は和紙でできています。よーく見ると、雑誌の破片も入っているものもあります。実際はシュロ縄で括られているところを、チューブやロープなど現代の素材に置き換えていて、見た目もポップで可愛いですよね。石じゃなく和紙なのでとても軽いですし、どこに置いても様になるのも魅力です。
*4....... 2020年、佐賀県名尾地区において300年以上の歴史を持つ名尾手すき和紙の7代目・谷口弦、編集者の桜井祐、アートディレクターの金田遼平によって結成されたアーティスト・コレクティブ、KMNR™︎(カミナリ)。
VOILDで取り扱っているKMNR™︎の関守石モチーフの作品シリーズ
安武:空間にも馴染みやすそうですし、本を重ねた上に置いても良さそうですよね。伊勢さんが今回紹介してくれた作品は、どれも比較的手に入れやすいものばかりでアートを自宅で楽しむことの敷居が下がりました。
「寝室の出窓に関守石を置きたい」(安武)。「このくらいのサイズの立体だと気軽に移動できるのでおすすめ」(伊勢)
寝室に鎮座する関守石
伊勢:アート選びも家具選びと同じような感覚かもしれません。常に飾ってなきゃいけないわけでもないですし、季節ごとに雑貨を変えて家のディスプレイを楽しむように、作品にもインテリアの目線を加えていくと、もっと気軽に購入できるかもしれないですね。
安武:今回ご提案いただいたもの、すべて購入を検討します!(笑)
伊勢:ご自宅がどうアップデートされるかが楽しみですね。それでまた記事にできちゃいそうです(笑)
Information
西雄大「交差する輪郭」(at VOILLD)
ペインター、西雄大による新作個展「交差する輪郭」を、中目黒から品川区五反田に拠点を移した〈VOILLD〉にて開催。本展「交差する輪郭」は、平面でしか存在しない輪郭線(アウトライン)を、交差させることで協和的なイメージが生まれることに興味を抱き制作されたシリーズを展示します。
会期:2023年6月17日(土)~7月9日(日)
会場:VOILLD(東京都品川区東五反田3丁目17-4 1F)
営業時間:12:00 - 18:00
休み:月曜、火曜
DOORS
安武俊宏
BEAMSプレスチーフ
福岡県出身。札幌育ち。 文化服装学院卒業。 現在はメンズ/ウィメンズ のPRを統括する傍ら、「BEAMS AT HOME」シリーズのディレクション、服飾専門学校での講師などマルチに活躍中。 3度の飯よりおしゃれな洋服や雑貨、インテリアが大好き。嫌いな食べ物は"エビ"。
DOORS
伊勢春日
ギャラリーディレクター、キュレーター
東京都出身。2014年、中目黒にVOILLDを設立。東京を中心に活躍する多彩なジャンルのアーティストによる展覧会の企画・ディレクションを行う。 総勢40組に及ぶクリエイター、アーティストが出店するアートイベント「TOKYO ART BAZAAR」の開催をはじめ、ラフォーレ原宿の広告制作プロデュース、作品コーディネート、アーティストマネージメントも行う他、アートフェアへの参加、絵本の企画など、アートにまつわる多岐に渡るプロジェクトを行う。
volume 05
はじめていい。
はじまっていい。
新しいことは、きっと誰でもいつでも、はじめていいのです。
だけど、なにからはじめたらいいかわからなかったり、
うまくできない自分を想像すると恥ずかしかったり、
続かないかもしれないと諦めてしまったり。
それでも、型や「正解」「普通」だけにとらわれずに
はじめてみる方法がきっとあるはずです。
この特集では「はじめたい」と思ったそのときの
心の膨らみを大切に育てるための方法を集めました。
それぞれの人がはじめの一歩を踏み出せますように。
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