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2025.11.12
【前編】メキシコで産み、生命を績む──それは世界に対する「祈り」である / 連載「作家のB面」 Vol.37 大小島真木
Photo / Ura Masashi
Text & Edit / Eisuke Onda
Illustration / sigo_kun
アーティストたちが作品制作において、影響を受けてきたものは? 作家たちのB面を掘り下げることで、さらに深く作品を理解し、愛することができるかもしれない。 連載「作家のB面」ではアーティストたちが指定したお気に入りの場所で、彼/彼女らが愛する人物や学問、エンターテイメントなどから、一つのテーマについて話を深掘りする。
今回は横浜・KAAT神奈川芸術劇場で個展「あなたの胞衣はどこに埋まっていますか?」を開催していた、アートユニット・大小島真木。待ち合わせた展示会場に向かうと、真っ暗な場内に広がるのは、胎児の夢のような、あるいは冥府を思わせる神秘的な空間。それは「祈り」だと二人は語る。この作品には、昨年のメキシコ滞在中の出産経験が深く関係しているという━━幕間のひととき、作者である大小島真木さん、辻陽介さんに話をうかがった。
三十七人目の作家
大小島真木

「絡まり、もつれ、ほころびながら、いびつに循環していく生命」をテーマに制作する、大小島真木と辻陽介によるアートユニット。国内外のさまざまな土地を訪れ、その環境や文化に呼応(コレスポンダンス)しながら、絵画、インスタレーション、映像、絵本など多様なメディアを横断して表現を展開している。

《胞衣 Ena》(2022)、画像提供:セゾン現代美術館、撮影:加藤 健 展覧会グループ展 "地つづきの輪郭" セゾン現代美術館

《胞衣 Ena》(2019-2022)アクリル、油絵、顔料、刺繍、布、土、ラッカースプレー
諏訪からメキシコへと導かれ


暗い空間の中に作品が点在する個展「あなたの胞衣はどこに埋まっていますか?」を案内する辻さん、大小島さん
――まず、2024年3月から1年間メキシコに滞在されていた経緯から教えてください。
大小島:2019年頃から、文化庁の芸術家向けの在外研修制度を利用して1年くらい海外に滞在することに興味があって検討していました。それからメキシコに決めたのは、私たちが長野県の諏訪市で滞在制作したことが大きかったですね。
辻:諏訪を調べてみると、肉食が禁じられていた時代から鹿を食して、独自の信仰を持つ土地だと分かりました。また、日本列島をつくる4つのプレートの真上に位置し、それこそが、この土地の特異な文化に関係していると考えました。
そして諏訪を通して日本列島の文化をまなざすということを試み、2023年の個展「千鹿頭 | CHIKATO」で発表。《根源的不能性 Radical Impotency》という映像作品で、日本列島に生きてきた人たちのある意味では「幼稚」とも言えるような受動的な精神性の根幹にあるものは、火を吹き揺らぐ列島の地質的特異性にこそあるのではないかと示唆しました。いわば、環境の変異に対する抗えなさを意識せざるを得ない環境にあった。そうしたある種の「諦め」のうちに列島の精神が育まれたんじゃないかと。

Photo by Akimi Ota

《根源的不能性 Radical Impotency》では5つのモニターから諏訪の地形に迫る映像や、断層を頭部にタトゥーとして刻む辻さんの姿、過去の文献などが並列しながら展開される
辻:で、僕らの地形に対する強い関心の連続性の中で行き先を決められないかという話になり、日本と同じように4つの大陸プレートの境界に位置する国はないかと調べたところ、トルコとメキシコが浮上したんです。
大小島:以前、メキシコで壁画を描いたことがあったので知り合いもいましたし、じゃあメキシコに行ってみようじゃないかと。それで文化庁芸術家海外研修制度に応募したら受かって、出国の前になんと.......妊娠が発覚したんですよ。
辻:だったら向こうで産もうかとなった次第です。
大小島:それがまた楽しくてねぇ。でも、入国まで結構ギリギリだったんですよ.....。メキシコ入りの前にフランスで壁画制作をしていたんですけど、妊娠9ヶ月に突入してしまうと飛行機に乗れなくなってしまうので。妊娠7ヶ月目でなんとか壁画を終わらせて、妊娠8ヶ月目にメキシコに滑り込み、10ヶ月目で出産。お腹にいた2ヶ月間もメキシコ中を旅をしていて、妊娠期間を充実して過ごせました。
辻:もう妊婦とは思えないアクティブさでメキシコを駆け巡っていました(笑)。メキシコに到着してからの2週間は首都のメキシコシティでミュージアムやギャラリーを見て周り、その後、出産まではメキシコでも最南端のグアテマラとの国境沿いにあるチアパス州に滞在しました。
大小島:サン・クリストバル・デ・ラス・カサスという街に、いい助産師さんがいると聞いていたので、その場所を選び自宅で出産したんです。産後は4ヶ月くらい滞在して、その後はメキシコシティに向かいました。


メキシコは壁画運動でも有名だがグラフィティも盛んに街中で行われている。サン・クリストバル・デ・ラス・カサスの街にも至るところにグラフィティが存在した
ーー滞在していたサン・クリストバル・デ・ラス・カサスは、どんな街だったのでしょうか?
辻:すごく面白い場所だったんですよ。マヤ系の先住民が多く、民族衣装を着た人々が行き交い、一方では外国人も多く住む街でした。その背景には1992年にこの街から、「サパティスタ」と呼ばれる先住民族武装組織が蜂起したことがありました。それは先住民へのメキシコ政府の不公平な政治、経済政策、差別に対する怒りの表明だったんですが、民族衣装に覆面マスクを被りライフルを持ったその姿がセンセーショナルで、その後、世界中の左派にとってある種の聖地となっていったんです。今では観光地としても知られてきていますが、世界中から変わった人たちが集っています。
その後、サパティスタと政府との間で取り決めが締結し、武力衝突は止まっているものの、現在に至るまで幾つかのエリアでは完全な自治が続いています。実際、サパティスタの自治エリアには緊急時を除いて警察は入れない。“メキシコであって、メキシコではない”エリアという印象です。
大小島:この街で先住民コミュニティに独自で分け入り伝統的なサンダルやカバン作りをしているミキさんという方が、すごく良くしてくれて。彼女に紹介してもらう形で、先住民の人々とも多く交流しました。サンクリストバルの街の周囲には小さな村が多くあるのでそこを巡ったり、産後はマヤ文明の遺跡やラカンドンと呼ばれる先住民グループの最後のシャーマンを訪ねて熱帯雨林に行ったりしながら充実した日々を過ごしました。

子どもがもたらす祝福のイメージを育むための儀礼


個展「あなたの胞衣はどこに埋まっていますか?」に展示された絵画作品《夢より深い覚醒》には、これまで大小島真木が触れてきた国内外の文化や宗教などのモチーフが散りばめられている
大小島:この街でいろいろな出会いがありましたが、ミキさんが紹介してくれた若い助産師・バレンティーナとの出会いが一番大きかったですね。彼女は西洋医療も学びつつ、マヤの伝統的な産婆術を継承していました。出産までの間に、彼女を中心とした助産師のコミュニティでいくつもの儀礼を体験しました。
例えば、トウモロコシ畑での種まきの儀礼では、みんなで大地に感謝を告げて歌い、香を焚き祈り、太鼓を叩きマーチする。バレンティーナが、直近で出産を手伝った人の乾いた胎盤を大地に埋める儀式が印象的で、胎盤と大地のつながりを意識した儀礼が多かったですね。
辻:そういう小さな儀礼が、日常のいたる所にありました。バレンティーナの行為は厳密には医術とは異なるものですが、ただ確かに効果があるんです。例えば僕たちは自宅出産を希望していたので、その家を「リンピア」(浄化)するために、琥珀の香を家中に焚き付け、みんなで輪になって食事を囲んだりする。その際にも自分たちの来し方について多くの語りを行う。そうした儀礼の反復を通して、「新しい生命が祝福されている」というイメージが確かに育まれていくんです。
大小島:リンピアの儀礼では、近所の人たちや大家さんも集まって、それぞれが先祖の名前を唱えるんです。それは全員が「どこから生まれてきたのか?」ということを振り返る場であり、私としては自分が産む土地や、“ここで産むんだ”という土地と向き合う時間でした。単なる儀礼ではなく、出産に向けた心の準備そのものだったと思います。



助産師バレンティーナと行った儀礼の様子
辻:この街の人たちはファミリア(家族)をとても大事にするけど、その境界はゆるやかで。儀礼を介することで近所の人でもある種の親戚のような関係が形成される。生まれてくる子供に対して皆が当事者になれるんです。儀礼という行為は一見、前近代的な不合理な行為にも見えるけど、むしろ社会のセーフティーネットとしての機能もある。理に適ってるんですよ。
大小島:子どもが生まれてからも、通りすがる人たちみんなが「ベベ!(赤ちゃん)」って言いながら寄ってきて、抱っこしてくれる(笑)。街全体に「おめでとう」って祝福されている空気がありました。私たちは“スターを産んだのかもしれない”みたいに思えて、肯定されてる気持ちになりました。
ーー日本の出産のプロセスとの違いに驚きです。
大小島:日本でも病院の医療を受けていたんですけど、もちろん「あなたの命はどこから来たんですか?」なんて聞かれないし、まあ全然違うんですよ。体重増えすぎですね、とか、この時期まで向きが逆さだったら帝王切開ですね、とか。ちょっと私には脅迫的な感じがして、あたかも妊娠が病気であるかのように感じられました。チアパスではそんなこと一言もない(笑)。もちろん地元の病院とも連携して安全面を確保したり、ちゃんと身体も見てもらってるんだけど、出産のリスクの話は一切されなかったです。そんなことよりも、「赤子は螺旋を描いて産道を通るのよ。そのイメージを持って」とか「痛みがあるからイキめるの、痛みは赤子が産道を通ろうとしている合図なんだよ」とか、身体が発するサインの意味を多く教えてくれました。
辻:先住民の友人たちの家に行った時は、彼らからも自宅出産の技術について教えてもらいました。こういう体勢で産んだんだよ、胎盤はここに埋めたんだよ、みたいな。向こうにとっても僕たちが自分たちと同じやり方で出産をしようとしていると知れば、おのずと距離感が近くなる。彼らは同時に工芸の職人たちでもあって織物の仕方などを教わりながら、芋虫を揚げたお菓子を食べたのはいい思い出です。

サンクリストバルで大小島たちが暮らしていた家
混迷する世界の中で、なぜ人間は命を紡ぐのか


ーー2ヶ月の出産準備を経て、5月3日に無事に健康な男の子・千花人くんが誕生しました。出産体験についても教えてください。
大小島:産む時は私は必死だったので、その様子について客観的には語ることが難しいんですけど、そばで見てくれていた辻さん曰く、まるで火山のようだったとのことでした。私がシャウト系の妊婦だったみたいで、実際に撮影した映像を後で見てみたら、確かにこの声はやばいなって(笑)。
辻:「ごおおおおおおお」みたいな地鳴り声と共に徐々に下腹部が隆起する火山のように膨れ上がっていき、その先端の火口から羊水と血がマグマのように溢れ出て、やがて頭のようなものが露出してくる。最後、“どるぅん!”と赤子が滑り出てくる瞬間の絵力の凄まじさったらなかったです。その光景を目に、予期していなかった涙がとめどなく溢れて驚きました。
そもそも僕らは親になることにロマンを持っていた方ではないんです。だから、我が子と対面した時の感動も“親になった”ということよりも、“目の前で生成した命そのもの”に対してのものだったと思います。同時に、人類があらゆる文化で大地と母体とをアナロジカルに語ってきたということについて、ようやく腑に落ちました。それはまさに大地だったんですよ。
大小島:みんな具体的な光景に基づいて神話を編んできたんだなって。でも股間から生命が出てきた様子を後で映像で初めて目にした時、10月10日ほどの期間を袋の中で育ち、出てくるというプロセスをほぼ全ての人類が経験しているのかと思い……凄まじい!って思いました。
生まれた赤子は羊水でぬるぬるしていて、バレンティーナが胸元にすぐにおいてくれたんですよ。“ピタッ”としたその感触は、水中の生物が来たみたいな感じで、すぐさまお乳を探して吸い始めるんです。人間ではないものを産んだような気持ちにもなりました。自分の骨盤もグラグラ歪んでいるから“私であって私じゃない”ような、まさに自分が地盤になったような感覚でした。
バレンティーナは、「出産とは身体を免疫学的にもスピリチュアルにも開くことなんだ」と語っていました。そして、「開いたものは閉じなければならない」とも言ってました。だから、産後30日後に骨盤が戻って歩けるようになると、身体を閉じる儀礼をするんです。「テマスカル」と呼ばれるテントサウナに入り、助産師二人に身体を紐で締められながら「今からあなたはあなたに戻るのよ」と言われました。アーティストとしては“開いている”ということを大事にしてきましたが、人としては“閉じる”こともまた大切なのだと実感しました。

《テマスカル Temazcal》Photo by Ura Masashi
辻:僕としては外から見ていたんで、命の生成変化そのものへの感動がすごく強かったです。冒頭で話した諏訪のリサーチ中に鹿猟に参加したんですが、鹿の瞳から命の火が消える瞬間にちょっとゾッとするような、移ろいゆくことの美を感じたんです。今回は逆に命が命になる瞬間の移ろいの美を感じた。“うつくしい”という感覚は“うつろい”の瞬間にこそ立ち上がるものなんだと大真面目に思いました。
同時に世界は本来こうした凄いことで満ちていると気づかされましたし、僕たちが展示で作りたいのもまた、きっとこういう光景なんです。でも、作れるわけがない。正直、この光景を見た後によもや何を作るべきなのかと途方に暮れました。これを毎回見届けている助産師さんはきっと“現代アートを見てもつまらないんじゃないか”と。ただその上でも、それぞれの記憶の中にあるそうした光景に再び火を灯し、それまでとは異なる形で照らすことくらいなら、僕らにもできるんじゃないか、今はそう思っています。

《この惑星の臍の上で》Photo by Ura Masashi
ーー今回の個展「あなたの胞衣はどこに埋まっていますか?」にも、メキシコの滞在やその体験からの影響を感じますが、今回は「祈り」をテーマにした理由を教えてください。
大小島:メキシコはスペインによって侵略され、植民地化された歴史を持つ土地です。滞在していたチアパス州は、キリスト教とマヤの信仰が入り混じったシンクレティズムの文化圏でした。人々はマリア像の前で祈りながら、その像にも自分たちの伝統衣装を幾重にも着せていて、その存在を自分たちの信仰の中に位置付けていた。その姿を見たとき、“どこからが伝統で、どこからが本物か”という境界はもはやないように感じました。むしろヨーロッパの教会よりも真剣に祈る人々が多くいることに驚かされました。今回のKAATでの個展でも、その経験をもとに「祈り」を一つのテーマとしたんです。

写真左/グアダルーペ聖母に祈るツォツィルの女性。写真右/《ドローイング》
大小島:また、会場にある《荘厳》という作品は、大樹をモチーフとした作品でありつつ臍の緒のイメージも重ねています。出産のとき、バレンティーナが胎盤を「アルボル・デ・ラ・ビダ(生命の樹)」と呼んでいたんです。世界各地でこの胎盤を大地に埋めるという風習があるんですが、実際に目にした胎盤の表皮には臍の緒から枝葉のように神経が広がっていて、まさに木のレリーフが刻まれているようだったんです。人間の体の中にも「木」があり、その木の麓で命が育まれていくんだと感じました。
辻:今回の展示では、空間自体を胎児が子宮の中で見ている夢を追体験してもらうというイメージもありました。これは解剖学者の三木成夫から受けたインスピレーションでもあります。三木によれば着床数週間後の胎芽の形状はあらゆる脊椎動物において似通っている。そこからおよそ1週間足らずで5億年の進化史を胎児は身体形状の変化で経験する。僕らは今回、その三木の話を「胎児は世界の歴史そのものを生前に夢見ている」と拡大的に解釈し、その夢を空間全体で描いてみたんです。
一方で、しばしば人は死ぬ前に過去の記憶が一瞬にして「走馬灯」のように駆け巡ると言いますよね。そうであるならば、世界が死ぬ時に世界にはどのような走馬灯が駆け巡るのだろうという問いもあった。だから、この空間は胎児の夢であると同時に死を前にした世界の記憶でもある。新しい命の誕生を祝福しながら、一方でこの世界そのものの死をあらかじめ悼むこと、その二重性が必要だと感じました。
世界の歴史には幸福そうな出来事も多くあったけれど、それと同等かそれ以上に凄惨な出来事があり、それは今もなお続いている。現在は気候変動だって起きているし、いつまで僕たちが生きていける環境がこの惑星上に維持されてゆくかも分からない。僕たちはずっと痛みと共にあったし、今も痛みと共にある。そうした痛みを抱えながら、それでもなお、今日だって命は縦に、そして横に紡がれている――「祈り」とはそうした生成の連関そのものを“それでもなお”祝福しようという、世界との関わり方そのもののことなんじゃないかと感じています。

Photo by Norihito Iki

《荘厳》Photo by Norihito Iki
Information
国際芸術祭「あいち2025」
大小島真木の作品は愛知芸術文化センターと 愛知県陶磁美術館でご覧いただけます。
■会期
2025年9月13日(土)~11月30日(日)
■会場
愛知芸術文化センター、愛知県陶磁美術館、瀬戸市のまちなかほか
「あいち2025」公式HPはこちら
ARTIST

大小島真木
アーティスト
東京を拠点に活動する大小島真木、辻陽介からなるアートユニット。 「絡まり、もつれ、ほころびながら、いびつに循環していく生命」をテーマに制作活動を行う。 インド、ポーランド、中国、メキシコ、フランスなどで滞在制作。2017年にはTara Ocean 財団が率いる科学探査船タラ号太平洋プロジェクトに参加。 近年は美術館、ギャラリーなどにおける展示の他、舞台美術なども手掛ける。 KAATキッズ・プログラム『ククノチ テクテク マナツノ ボウケン』(2021・2022年KAAT神奈川芸術劇場)で舞台美術を手がける。主な参加展覧会に、「あいち2025」(2025年、愛知)、「Sobre los Ombligos de Este Planeta」(2025年、Fundacion Sebastian、メキシコ)、「千鹿頭 A thousand Dear Head」(2023年、調布市文化会館 たづくり、東京)、「コレスポンダンス」(2022年、千葉市美術館 | つくりかけラボ09)、「地つづきの輪郭」(2022年、セゾン現代美術館)、「世界の終わりと環境世界」(2022年、GYRE)、「コロナ禍とアマビエ 」(2022年、角川武蔵野ミュージアム)、「Re construction 再構築」(2020年、練馬区立美術館)、「いのち耕す場所」(2019年、青森県立美術館)、「瀬戸内国際芸術祭-粟島」(2019年)、個展「L’oeil de la Baleine/ 鯨の目」(2019年、フランス・パリ水族館)、個展「鳥よ、僕の骨で大地の歌を鳴らして」(2015年、第一生命ギャラリー)。 主な出版物として「ウオルド」(作品社)、「鯨の目(museum shop T)」など。 2023年より、かねてより制作に関わっていた編集者・辻陽介との本格的な協働制作体制に入り、以降、名称をそのままに、アートユニットとして活動している。Photo by Aki Kawakami
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